李小敏氏は無錫のＩｏＴ小鎮の今後の発展に対して期待を寄せ

9月11日、江蘇省常務委員会で無錫市委員会の書記の李小敏氏は高新区を訪ね、その間、鴻山と慧海湾ＩｏＴ小鎮、アストラゼネカ中国商業創新センターを考察した。副市長の王進健氏、新呉区区長の封暁春氏、新呉区の指導者の石松哲氏が同行した。

李小敏氏は「製品化を進め、産業の集積の発展を加速させ、ＩｏＴ小鎮の牽引の役割を果たせ、無錫の発展に新エネルギーを注入する」という期待を寄せた。

李小敏氏はＩｏＴの宣伝映像を見た後、、オムロン社、米ハネウェル社、独ボッシュ社、中国の華為（ファーウェイ）、Maxtropy社、FalconTech社、Via Technology社、万里実業会社などそれぞれの企業展示エリアで身をもって科学技術の魅力を感じた。

李小敏氏は豊徳信電力、農商銀行の鴻山ＩｏＴ小鎮支社、小護智慧医療などの企業を訪ね、ＩｏＴのエネルギー、金融、医療などの分野での応用を知り、また小鎮のＩｏＴ産業集積区の建設、飛鳳路におけるＩｏＴ導入、スマート農村歩道などの重点プロジェクトを高く評価した。

600平方メートルあまりの中電海康テーマ展示館では、中電海康ひいては中国電科のスマートセンサー、ＩｏＴエッジコンピューティング、ＩｏＴ応用などの分野での製品と方案が展示されている。中電海康無錫科技有限公司は積極的にマイクロシステム技術協同創新プラットフォームの構築を進め、一部の技術と製品はすでに人々の日常生活に使用されている。

李小敏氏は慧海湾ＩｏＴ小鎮発展計画についての紹介を熱心に聞き、協同創新プラットフォームの建設と中電海康の製品を知り、中電海康のＩｏＴ技術と製品の特徴に対して高く評価したほか、企業に対して、ＩoＴ産業の発展のチャンスをつかんで、目標を設定し、プロジェクトを力強く推進し、ＩｏＴ産業の発展を加速させてほしいと励ましの言葉を送った。

アストラゼネカ中国商業創新センターは、製薬企業によって設立された初の健康商業創新プラットフォームで、目下のところ、40社以上の協力パートナーと協力関係を結んでおり、呼吸器系、心血管系、代謝系、腫瘍、消化器系などの病気の診断と治療が一体化した解決案を打ち出した。

創新センターの展示アリアで、李小敏氏は多くの病気の診断・治療が一体化した解決案を知り、この成果の応用状況を詳しく聞いた。彼はアストラゼネカの革新精神を高く評価し、企業に対して、患者の立場に立ち、パートナー企業と協力し、健康のＩｏＴ解決案を提供し、様々な病気の診断・治療の一体化方案を出し、研究開発の成果を製品化させ、アップグレードし、より多くの患者に高度な医療を提供してほしいと話した。

李小敏氏は「応用の普及は新時代の情報・通信技術産業の市場化と継続的な発展のかぎとなっている。各地の関連部門が製品の商品化を通じて、産学研（企業・大学・研究機関）の協力を促し、新しい時代におけるＩＴ企業の知能化、交通、環境保護、医療健康、都市管理での応用を拡大し、ＩＴ技術の市場化と産業化を進めよう」と強調した。

李小敏氏は「鴻山、雪浪、慧海湾の三つのＩｏＴを特色とした小鎮が、無錫のＩｏＴ産業の重要な発展プラットフォームだ」と述べたほか、その三つの小鎮の今後の発展に期待を寄せた。

鴻山ＩｏＴ小鎮鴻山ＩｏＴ小鎮をスマートシティのモデル街に建設する。

雪浪小鎮ビッグデータとクラウドプラットフォームの建設にフォーカスし、ＩｏＴと製造業の融合発展を促進し、スマート製造を促進するプラットフォームを作る。

慧海湾小鎮技術の研究開発と産業の発展に取り組み、新時代におけるＩＴ産業の集積と発展を推進する。