11月27日、中国無錫(東京)スマート製造合作懇談会は東京で行われ、無錫市経済貿易代表団は日本工商界の者と未来の発展をめぐり話し合った。無錫市委員会書記の李小敏氏は基調演説を行い、中国駐日本大使の程永華氏、日本貿易振興機構(ジェトロ)理事の水井修氏は挨拶した。そのほか、無錫高新区党工委書記の王進健氏、日中経済協会、瑞穂金融グループ、三井住友銀行、松下電器、SONY、日立、理光、普利司通、積水化学など日本の機構と知名度が高い多国籍企業の代表と、姉妹都市の明石市、相模原市の代表などが出席した。
李小敏氏は「日本はグローバル経済で重要な位置を占め、東京は日本の政治、経済、文化において重要な役割を果たしている。」と述べた。また「日本は人工知能のパイオニアで、技術の開発と応用で豊富な経験を持っている。無錫はモノのインターネットなどの新しい情報技術を頼りに、スマート製造を製造業転換・発展の方向とし、様々な製造業の分野で豊富な経験を積み上げた。そしてモノのインターネット、集積回路、ビッグデータなどの分野で確実に成果をあげ、スマート製造の基礎をしっかりと築いた。」と語ったほか、「将来は無錫と日本はより多くの分野で協力を進めていく」との展望を話した。
水井修氏は「無錫は日本との経済、文化の交流を重視し、現時点で数多くの日系企業も無錫に入居した。製造業の真髄は人と技術にあり、近年日本の製造業の職人精神は中国の各業界から好評を博し、今回の懇談会がきっかけで、日本の職人精神と無錫の革新精神を融合し、産業の発展を促し、ビジネスチャンスをもたらすことを確信している。また日本の企業と無錫の協力はより一層深まる」と述べた。
同懇談会では8つのプロジェクトの契約が締結され、プロジェクトの投資総額は39.8億ドル(1ドルは約112.8円)に達している。契約項目は知能リチウムバッテリーや、車搭載知能装備の研究開発と生産、新エネルギー自動車、新材料、自動車、家電部品など多岐にわたっている。
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