無錫（高新区）は台湾との経済貿易協力を強化へ

無錫市副市長、高新区党工委書記の王進健氏一行は4月23日から28日まで、台湾で開催された無錫と台湾の経済貿易に関する一連の活動に出席し、両方は情報技術、先端設備、医療機器などの分野における案件の推進について会談した。同区の指導者である洪延炜氏、匡辉氏などが同席した。

今回の活動で、高新区の代表者らは「無錫-新北産業発展交流会」に参加し、台湾無錫商会、無錫市台商協会などの責任者らと深く話し合ったほか、同区は「無錫-高雄産業発展交流会」を主催した。王進健氏は、無錫高新区は台湾の企業を歓迎し、共に美しい未来を拓きたいと述べ、台湾との交流・協力を推進する姿勢を示した。同交流会に出席した世鎧精密、金洲海洋科技、大田精密工業などの代表者ら約60人は、高新区が近年取得した成果を高く評価し、同区との更なる連携を展開しようという。

また、高新区の代表者らは台北、新北、新竹、高雄、台中などに訪問し、遠東グループや威京グループ、上海商業儲蓄銀行などおよそ20社の企業の責任者らと会談し、五つのプロジェクトに調印し、その投資額が120億元を超えたという。ほかに、無錫は全市初の台資銀行を導入し、台湾での無錫の知名度や影響力をさらに拡大しようという。

江蘇省常委、無錫市市委書記の李小敏氏も今回の活動に出席し、台資企業が各分野で高新区と提携してほしいと述べ、台湾との連携を深める考えを示した。