王進健氏、イギリス国立健康研究所のマイケル・スミス主席一行と会見

6月24日、市政府副市長、新吳区委書記の王進健氏はイギリス国立健康研究所（NIHR）主席、物理研究ユニットのマイケル・スミス氏一行と会見し、双方のビジネスモデルとイノベーションモデルについて深く話し合った。同区の指導者たる匡輝氏、朱暁紅氏、金燕氏なども同席。

マイケル・スミス氏（左）と王進健氏（右）

王進健氏はまずマイケル・スミス主席一行の来訪を歓迎した。同氏は、世界の先頭に立つバイオ医薬業者として、イギリスのアストラゼネカは無錫高新区に進出して以来、中国市場で良い成果を収穫しただけではなく、そのビジネスイノベーションも加速していると肯定の意を表した。アストラゼネカは今年、高新区との戦略提携を深化し、国内外の企業、医療機関と協力し、科学研究プロジェクトを立ち上げ、世界のイノベーション資源を集め、政府と力をあわせ、高新区における生命科学産業の発展に助力しようとしている。また、マイケル・スミス主席の来訪に伴う複数のプロジェクトが今回、無錫国際生命科学イノベーション園で発足する。王進健氏はこれらのプロジェクトの成功を祈っていると語った。

それに対し、マイケル・スミスは科学研究イノベーションの実力と融資政策からの支援はバイオ医薬産業発展の基礎をなし、無錫国際生命科学イノベーション園は各分野でグリーンゲートを開設し、生命科学産業の発展をサポートしたと語った。同氏はまた、今回イギリスのClear　Sky　MedicalとCNUK基金プロジェクトからはじめ、高新区との連携をより一層深めたいと期待を寄せた。

Clear　Sky　Medicalはパーキンソン病の診断と観察、アルツハイマーなどの認知症に関するポータブル医療設備を開発する医療企業。CNUK基金は医療技術分野のシードマネーとして、中国国内の基金と提携し、バイオ医薬分野における成果の商品化に携わっている。