6月28日、ドイツNobilia社インダストリー4.0アジア太平洋地域本部プロジェクト調印式が開催され、市委副書記、市長の黄欽氏はNobilia社中国区総裁の伍力氏、Raumplus社中国区総裁の王偉東氏一行と会見した。市政府秘書長の張明康氏、高新区党工委員副書記の封暁春氏、同区の指導者たる匡輝氏、祝喬君氏らも同席。
伍力氏(左)と黄欽氏(右)
黄欽氏はまずプロジェクトの調印に祝意を表した。同氏によると、現在の中国市場ではNobiliaのようなハイクオリティの家具に対するニーズがどんどん拡大している。無錫市政府、高新区政府はプロジェクトの進行とNobilia社の無錫進出を全力に支援し、そして今回のプロジェクトをきっかけとし、双方の連携をさらに強化し、互いの利益をもたらすウィンウィン関係を共に作る。
それに対し、伍力氏は無錫市委・市政府の支援を深く感謝し、次のように語った。今回のプロジェクトはNobilia社のヨーロッパ市場以外で行う初の投資プロジェクトであり、ヨーロッパ以外で建設する初の大規模の現代化生産・技術研究開発基地でもある。これはNobilia社の歴史における一里塚のような一歩である。Nobilia社は進んだ生産理念・技術を導入し、中国の家具製造業をレベルアップさせ、無錫でアジア太平洋地域本部を建設し、それを中国のハイエンドインテリアセンターに発展させ、Nobiliaのグローバル化を実現しようとしている。
調印式の現場
1945年に成立したドイツNobilia社は、ヨーロッパ最大のキャビネットメーカーである同時、全プロセスにおけるカスタムメードサービスを提供している初のキャビネットブランドで、ドイツのインダストリー4.0理念を実現するの代表企業となっている。Raumplus社はスライドドア、クローゼット、間仕切りシステムを専門とする製造会社で、世界70か国以上と貿易協力関係を築き、600か所以上の展示ホールを持っている。今回では、NobiliaとRaumplusによる合併会社が無錫において発足し、ドイツ本土以外最も大きなキャビネット研究開発・生産・販売基地を建設しようという。無錫工場はドイツ本部の自動化生産ラインを取り入れし、数百台のKUKAロボット先端設備も導入する予定。プロジェクトが生産に入ると年間成長率が30%を超え、2026に年間売上高が30億元(1元は約15.7円)まで登ると見込まれている。
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