王進健氏、イタリア・ペルージャ副市長一行と会見

9月6日、無錫市副市長、高新区党工委書記の王進健氏は、2019世界IoT博覧会（WORLD IoT EXPO 2019）に参加しに来たイタリア・ペルージャの副市長たるマルガリータ・スコキア氏一行と会見した。新吳区政協主席、対外友好協会長の劉蓓紅氏なども同席。

スコキア氏（左）と王進健氏（右）　写真・無錫高新区管理委員会

王進健氏はスコキア副市長一行に歓迎の意を表した後、まず無錫・高新区の経済的・社会的発展とIoT産業の発展状況を概説した。同氏によると、イタリアは文芸復興（ルネサンス）の発祥地として、グローバル芸術教育のリーダーでもある。そしてペルージャは文明の遺跡が大量に残っている「前ローマ時代」の都市だけあって、芸術的な雰囲気が濃厚で、芸術の都と呼ばれている。無錫はペルージャと友好都市の盟約を締結し、教育、デザイン、医療、IoT（モノのインターネット）、スポーツ、観光など、幅広い分野で調和の取れた持続可能な良い協力関係を築き、両者の間で区レベルまでの交流活動も行おうという。 

それに対し、スコキア副市長は熱情を込めた応接を感謝し、アンデレ・ラミズ市長のあいさつを伝えた。副市長はまた、ペルージャの事情を紹介し、ペルージャ・無錫友好都市の結成を中伊の「一帯一路」建設に関する了解覚書に記入すると表明した。

今年上半期、無錫外国語学校はペルージャジョルダーノ高等学校との間で、友好高校を結成すると発表し、マルコポーロ・トゥーランドットプログラムの江蘇省学生募集基地も無錫において正式発足した。今回スコキア副市長の来訪と同日に、無錫第三高等学校とペルージャヴォルテ国立科学技術高等学校は協力の合意を取り付け、これから無錫・ベルージャの間における交流・理解の更なる向上を示している。