9月11日、英アストラゼネカのグローバル取締役会が無錫において開催された。李小敏市委書記と黄欽市長はアストラゼネカのレイフ・ヨハンソン社外取締役会長とパスカル・ソリオグローバルCEO一行と会見し、パスカル・ソリオ氏に「無錫市名誉市民」称号を授与した。無錫市人民代表大会常務委員会副主任の魏多氏、市政府副市長、高新区党工委書記の王進健氏など及びアストラゼネカ取締役会の全員が同席。
レイフ・ヨハンソン氏(左)と李小敏氏(右) 写真・無錫高新区管理委員会
李小敏氏はまずアストラゼネカのグローバル取締役たちの来訪に歓迎の意を表し、同社が長年無錫経済に対する支援を感謝した。同氏は続いて無錫における経済・社会の発展状況を紹介し、次のように述べた。世界経済には現在、大きな変化が起こっている。われわれにとって、チャレンジでありながら、有難いチャンスでもある。このような背景の下、アストラゼネカは中国・無錫に発展の重点を置くなら、必ず成功を収める。双方は自信を持って良好な協力関係を築くべきだ。無錫はアストラゼネカの生産・販売・分配・イノベーション本部として機能してきた。一方、アストラゼネカは近年バイオ医薬や医療機器などの分野で業務を展開している。無錫もこれらの分野を中心とする産業集積地を作ろうとしていて、双方の目的と発展戦略が一致している。そして無錫は様々なサービスを提供し、発展に相応しい環境で双方の更なる提携に保障を与える。
それに対し、レイフ・ヨハンソン氏は、無錫はいつまでもアストラゼネカの中国進出にとっての重要な陣地で、今回の無錫訪問も中国で事業を展開するというアストラゼネカの決心を強めた。今年3月、アストラゼネカは無錫との間で戦略パートナーシップを結んだ。双方は十数年にわたって積んできた深い情誼を忘れず、ともに明るい未来に向かって歩んでいこうと語った。
アストラゼネカは1993年中国に進出し、地域統括本部を活用する戦略を実施してきた。中国物流センターや中国商業イノベーションセンターなどのプロジェクトの成功と伴い、無錫とアストラゼネカの提携は全面的に深まっている。現時点では、アストラゼネカは無錫に6.1億ドル(1ドルは約107.9円)以上を投じ、同社の納税額は150億元(1元は約15.2円)を超えているという。
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