10日、無錫市政府副市長、高新区党工委書記、新吳区委書記の王進健氏は韓国SKCソルミクス社のアン・ヘイシュ常務と会見し、同社の半導体設備再生・製造プロジェクト調印式に出席した。高新区の指導者たる洪延煒氏などが同席。
写真・無錫高新区管理委員会
王進健氏はまず韓国からの客人を歓迎し、プロジェクトの調印に祝意を表した。同氏によると、高新区にとって、今回立ち上げたプロジェクトは半導体産業の拡大や韓国SKグループとの提携深化にとって、重要な意味を持っている。高新区は現在、SKハイニックスや華虹などの半導体プロジェクトを集め、同じ半導体プロジェクトであるSKCの市場見通しも明るくなるに違いない。高新区は今後、SKC新会社の設立や運営などあらゆる面から支援する。
それに対し、アン・ヘイシュ常務は高新区政府を感謝し、プロジェクトの推進計画について紹介した。プロジェクト調印の直後、会社は工場内装や設備導入などに取り掛かり、2020年末に操業を開始すると見込まれる。また高新区との提携深化とともに、SKCは無錫でより多くの業務を展開しようとしている。
SKCソルミクス(SKC solmics Co., Ltd.)はフォーチュン・グローバル500であるSKグループの傘下にある韓国最大の半導体ウェハーメーカーである。急増する中国の半導体設備再生・製造ニーズに応じ、SKCは無錫高新区において第一段階で投資総額約3000万ドル(1ドルは約109.4円)の生産基地を建設すると決定した。同社の顕在的・潜在的な取引相手は、SKハイニックス、無錫華虹半導体、上海華虹半導体、上海中芯国際(SMIC)、蘇州聯華電子(UMC)など。
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