合全薬業の新薬製剤プロジェクトが着工＝高新区

写真・無錫高新区在線

25日、高新区に位置する合全薬業（STA）の新薬製剤研究開発・製造3期プロジェクトが着工した。合全薬業は製薬大手、薬明康徳（WuxiAppTec）傘下の子会社で、世界中で多くの生産拠点を構え、化学革新薬を研究開発・製造する能力とテクノロジープラットフォームを有する。今回着工した新薬製剤プロジェクトは2022年に竣工し、2023年に生産を開始する計画で、このプロジェクトを通して、合全薬業は製剤技術革新から商業化生産までカバーする一体化したプラットフォームを建設するという。

プロジェクト着工式に出席した高新区党工委書記、管理委員会主任、新呉区委副書記、区長の崔栄国氏は祝賀の意を表し、次のように述べた。バイオ医薬産業は人民の健康・福祉に関わり、イノベーションの活力と発展の潜在力が最もある産業であり、区が特別に支持し発展させる主要産業の1つである。2020年、高新区は産業発展の3ヵ年行動計画を打ち出し、優れた産業発展生態系構築に焦点を当てた。全区のバイオ医薬産業規模が600億元を突破し、市全体の半分以上を占めた。合全薬業のより一層の発展を願い、高新区はプロジェクトに最適な環境、サービス、政策を提供し、共に美しい明日への道を切り開いていく。

それに対し、合全薬業の陳金玲高級副総裁は高新区の方々に感謝し、合全薬業は自身の優位性を活かし、新薬開発に取り組む同時、無錫の医薬産業発展を推し進めると伝えた。