高新区、今年の良いスタートを

このほど、高新区発展改革委員会により、今年の1月～3月期の高新区のエリア総生産は前年同期より18%以上増加し、一定規模以上の工業増加値、固定資産投資額、一般予算公共収入などの指標が20%以上の成長を維持し、今年の良いスタートを切ったことが伝えられた。

高新区のある責任者によると、2021年の全区の新設省・市・区重大プロジェクトが121件、投資総額は2097.6億元に達した。1月～3月期の投資額が102.89億元に及び、年間計画投資額の約25.4%を完成し、今年の質の高い経済成長の土台を作った。

写真・無錫日報

1月～3月期、高新区では、計画投資額が190億元に達した41件の全市重大産業プロジェクトが着工し、そのうち、戦略性新興産業と高度な製造業プロジェクトが34件あった。そして、注目を値することに、無錫先導電子装備・材料プロジェクトの発足により、無錫において国内有数の半導体装備とコア部品材料の産業群が形成し、その総生産が200億元以上だと見込まれる。これから、高新区は中日韓（江蘇）提携示範区をはじめとする特色ある産業パークの建設を加速し、新しいプロジェクトを積極的に導入するという。

また、全区の新設テクノロジー企業が300社以上で、これは高新区が推進している太湖湾科創城づくりの賜り物である。太湖湾科創城は新興産業の策源地、科学教育資源の集積地、科学イノベーション生態系のモデル、グローバルな競争力を備える科学イノベーションのニューシティを構築し、IoTやバイオ医薬などの分野に向けて発展し、高新区の科学技術イノベーション産業をサポートする。

科学技術イノベーションのほか、高新区は産業チェーン構築にも力を入れている。今年3月末に開催された高新区上海投資PR会にて、バイオ医薬、新エネルギー、先端装備などの産業チェーンの補強に向けたプロジェクト45件が署名され、高新区の質の高い発展に新たなエネルギーを注いだ。