「中国集積回路パーク総合実力TOP30」が発表　無錫高新区が第２に

このほど、中国半導体投資連盟と愛集微（ijiwei）が共同で開催した2023中国半導体投資連盟年次総会並びに中国IC風雲榜（トップランキング）授賞式で「中国集積回路パーク総合実力TOP30」が発表された。その中で、集積回路産業の発展の重鎮である無錫高新区は第2位にランク入りした。

当該評価で、主催者側は全国の約50の重点集積回路産業パークに対して細かい分析し、集積回路産業の生産高、産業クラスターの建設、政策支援のレベル、人材集積の優位性など複数の側面を含む評価システムを研究・作成し、それに基づいて計算し、全国の集積回路産業パークの総合実力を全方位的に評価した。最終、無錫高新区は強い産業実力とすごい発展の勢いによって、たくさんの産業パークから抜きん出た。

無錫市の集積回路産業の最も重要なキャリア地域である高新区は、国家「908」プロジェクト、国家南方マイクロ電子基地、国家集積回路設計(無錫)産業化基地など複数の使命を帯びて、中国集積回路産業の発展を加速させるという国が長江デルタに授け与える重任と職責を担っている。無錫高新区には集積回路企業が400社以上集まっており、従業員が6.8万人を超え、完備な産業システムが備わり、集積回路設計、製造、パッケージ試験、装備材料など全産業チェーンをカバーする発展パターンを形成した。2022年第1- 3四半期に、全区の集積回路産業の生産額は1095億元を突破し、前年同期比20%増となり、年間生産額は1300億元を超える見込み。

2022年、無錫高新区集積回路企業から朗報が次々と伝わってきた。華潤上華は「中国特許賞」優秀賞、2021年度「江蘇省科学技術二等賞」を受賞した。微導納米は科創板（ハイテク企業向けの株式市場）に上場した。華潤微電子は「2022アジア半導体トップ50」にランク入りした。5社の集積回路企業が第1陣の国家高新区「イノベーションポイントトップ500」企業リストに選ばれた。力芯微（Etek）は「2022科創板最も投資価値ある企業」賞を受賞した。永陽電子が生産したセンサーチップは国産人工呼吸器に量産で使われた。迪思微、華進半導体（Ncap）、芯河半導体（Galachip）、艾普柯（Epticore）、至訊創新（Unim）微納核芯（Nanocore）、賽米墾拓（WXSEMICON）などの企業が新たな融資を完了した。これらの成果は無錫高新区が企業の発展を支援する優れる産業環境を抱えることを十分に示した。

これから、無錫高新区は集積回路産業の発展の客観的な法則に基づき、6つの集積回路産業パークと産業生態圏を重点的に作り、集積回路産業の優遇政策を確実に実施し、無錫国家「芯火」双創（創新創業）プラットフォームと国家集積回路特色工芸及びパッケージ試験イノベーションセンターを整え、政務サービス環境を改善し続け、より濃い産業の雰囲気を作り、2025年末までに全区の集積回路産業の生産額が1500億元に達し、上場企業の時価総額が1500億元に達すという集積回路産業の「2つの『1500億』」の目標を一日も早く達成するよう取り組んでいく。