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パナソニック、CCHP水素エネルギープロジェクトを無錫高新区で立ち上げ

(wndonline.cn)更新: 2023-03-13

2月24日、パナソニックCCHP(冷却・加熱・電力のコジェネレーションシステム/冷却熱電併給システム)水素エネルギープロジェクトの始動式が無錫市で行われた。無錫市市長趙建軍氏とパナソニックグループ代表取締役グローバル副社長本間哲朗氏一行は、新エネルギーやグリーン・低炭素産業の発展などの分野をめぐり、踏み込んだ交流をし、協力について話し合った。

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駐上海日本総領事赤松秀一氏、駐上海総領事館の立石拓也領事が同イベントに出席した。パナソニック中国北東アジア会社総裁堂野茂氏、無錫市副市長周文棟氏、市政府秘書長陳寿彬氏、高新区党工作委員会副書記、管理委員会副主任、新呉区副書記、区長章金偉氏、高新区の指導者華艶紅氏が関連イベントに参加した。

会談の中で、趙建軍氏はパナソニックグループが長期にわたり無錫の経済・社会の発展に絶大な支持をしてきたことに感謝の意を表した。世界的に有名な複合企業であるパナソニックグループは一番最初に無錫で投資をしたフォーチュン・グローバル500社の多国籍企業グループの一つであり、わが市が外資高地を構築し、現代産業の発展を加速するために重要な貢献をしてくれた。パナソニックグループと無錫が戦略的協力を全面的に深化し、重要プロジェクトの建設を加速し、リチウム一次電池、冷蔵庫のグローバル研究開発センターなどのプロジェクトの早期生産を推進し、次世代の動力バッテリーセルなどの新しい技術や新製品を導入し、新エネルギー自動車市場の発展成果を共有することを望む。水素エネルギー産業の発展を大いに推進し、今回のプロジェクトを皮切りにしてパナソニックが無錫を中国で水素エネルギー事業を全面的に推進する新しい出発点にし、水素燃料電池部品などの分野をめぐり産業化応用を全面的に模索することを望む。手を携えて新興分野の協力を深化し、未来産業の発展の方向を見極め、グリーン・低炭素、健康・養老、国際コミュニティなどの新しい産業、新しいモデルにおいてより多くの協力の可能性を話し合うことを望むと趙氏は話した。

無錫はサービスを改善し、効率を引き上げ続け、企業がプロジェクト推進中に直面する問題点や停滞点を解決するために全力を尽くして協力し、パナソニックを含む外資企業により良いビジネス環境とより効率的な政務サービスを提供すると彼は付け加えた。

本間哲朗氏は、無錫が長年にわたりパナソニックグループが無錫での発展をサポートすることに対して感謝の意を表し、同社の中国での活動と無錫支社の発展状況を紹介した。パナソニックが無錫で投資して持分を負う6社の企業は、経営業績が年々高まり、それぞれの分野のトップに発展してきた。現在、パナソニックグループはスマート製造、新エネルギー、健康養老などの産業に配置しており、これらは無錫の産業発展の方向と非常に一致しているため、今後は研究開発能力の向上、新製品や新しい技術の導入、グリーン発展の普及などの面において無錫とより広くて踏み込んだ実務的な協力を展開し、地域の質の高い発展により大きく貢献していくと同氏は示した。

CCHP水素エネルギープロジェクトはパナソニックグループが無錫高新区で取り組む世界初の純水素燃料電池プロジェクトである。冷却・加熱・電力併給の水素エネルギーソリューションを提供する応用シーンである当プロジェクトはスタートすると、寒い時の暖房、暑い時の冷房を一括的に実現し、無錫市の水素エネルギーの応用エコロジーをさらに豊かにし、水素エネルギー産業チェーンの拡大、補強を有力に推進し、無錫が新エネルギー産業における新たな優位性を作り出するためにより多くの新しい原動力を注入すると見込まれている。

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駐上海日本総領事赤松秀一氏は始動式で以下のように示した。「代表的な企業パナソニックはモデルプロジェクトを無錫に置くことをしたのは喜ばしい、めでたい盛事です。水素エネルギーの活用によるクリーンエネルギー転換において検証から得られた知見や成果を十分に活用し、先進的な水素関連事業を展開する当プロジェクトは、日中両国が共通に抱えるカーボンニュートラル課題の解決を加速することに役立つものとなると見込まれています。駐上海日本総領事館は、パナソニックをはじめとする在中国の日系企業が新たなチャンスや挑戦に応じることを全力を尽くして支援し、日中の経済交流と協力の強化に貢献していきたいと思います。日中両国の友情が益々強固なものとなるよう心よりお祈り申し上げます」

章金偉区長は、高新区はここ数年、水素エネルギー分野で水素製造と水素充填、重要部品の研究開発と製造、燃料電池生産装備の製造など産業チェーンの各部分をカバーする優秀な先導企業を集めてきた。パナソニックグループは無錫高新区に入居し、世界初の純水素燃料電池「CCHP水素エネルギープロジェクト」を立ち上げることは、同グループが高新区に根を下ろし、長期的な発展に立脚する自信と決意を十分に示した。パナソニックグループと高新区が更に深くて広範な協力を展開し、高新区の産業発展により多くの新しい原動力を注入することを期待していると述べた。

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