無錫市高新区と江南大学が人工知能研究院を共同設立

4月28日、無錫市高新区党工作委員会書記、新呉区委員会書記崔栄国氏はイギリス・サリー大学コンピュータと電子工学学院教授、英国王立工学アカデミー、パターン認識国際連盟（IAPR）の元主席、江南大学人材柔軟導入の特任教授であるJosef Kittler氏、江南大学副校長張影陸氏一行と会見し、Josef Kittler人工知能研究院の共同設立の調印式に出席した。高新区指導者顧国棟氏は同活動に参加した。

崔栄国氏はJosef Kittler人工知能研究院プロジェクトの調印に対して祝賀の意を表した。「国家センサーネットワークイノベーションモデルエリアの中心となる無錫高新区は、モノのインターネット（IoT）産業の基盤に依拠し、十数年の発展を経て、基礎層、技術層、応用層の各産業チェーンをカバーする人工知能産業の構造を形成してきました。今回高新区と江南大学が共同で設立した人工知能研究院は高新区が『6+2+X』現代産業システムの発展の推進を加速することに助力し、高新区の産業モデル転換とアップグレードによる産業人材と人工知能コア技術への総合的な需要を満たします。高新区はより強い保障、より優れたサービス、より大きなサポートを提供し、研究院の早期発足を後押しし、人工知能産業が急速に発展することを加速していきます」と同氏は示した。

Josef Kittler氏は無錫高新区はモノのインターネットなどの次世代の情報技術の分野で強い国際影響力を備え、特に応用側の革新において実り多い成果を上げたと表明した。人工智能研究院共同建設プロジェクトは双方の協力関係をさらに緊密にし、コア科学技術成果の転化を促進し、無錫高新区の人工智能産業レベルの向上を加速すると付け加えた。

長期にわたり、無錫高新区と江南大学は産業発展の緊密な協力関系をキープし、技術成果の転化、人材の導入と育成などの分野で高新区現代産業システムの質の高い発展に助力してきた。江南大学は最近、世界的に有名な人工知能専門家であるJosef Kittler氏の名を冠したJosef Kittler人工知能研究院を設立し、ハイレベルの人工知能人材の育成、人工知能応用基礎研究、人工知能応用技術の開発、人工知能技術の移転と転化に取り組む。

無錫高新区と江南大学が共同で建設した当該人工知能研究院プロジェクトは江南大学江蘇省人工知能国際協力連合実験室、パターン認識と計算スマートプロジェクト実験室などの人工知能プラットフォームに依拠し、Josef Kittler教授と江南大学の人工知能の優位性のある資源を通じて、人工知能が産業のアップグレードに活力を注ぎ入れる役割をさらに促進する。また、高新区の発展ニーズに基づき、重要技術の難関攻略に取り組む。そして、江南大学の専門家や学者などの資源の優位性を十分に果たし、技術コンサルティングサービスを展開し、人材チームの建設を共同で促進する。