無錫市と日本は1980年代から踏み込んだ交流協力パートナーシップを結んでおり、経済、貿易、文化などたくさんの分野に及んでいる。日本は無錫市の第2の貿易相手国となった。2022年、両方の輸出入総額は106億8000万ドルに達し、そのうち6割以上が機電製品である。無錫で投資した日本企業数は計1278社に達し、投資総額は166億5000万ドルに達し、主に集積回路、スマート製造、自動車工業などの複数の無錫の優位性をもつ産業に集中している。双方の経済協力は実りが多く、文化交流は広くて深く、交通は便利で円滑である。RCEPの発効に伴い、中日の関税が年々低くなり、無錫市と日本の貿易も新しい発展の時期に入った。
日本企業は無錫で安定して発展している。村田エネルギーデバイス、旭友電子、日立ポンプ製造、久保田エンジンなどを含むたくさんの有名な大手日本企業は無錫に投資して入居した。同時に、無錫の企業も国を出て、日本に進出し、モデル転換とアップグレードのペースを速めている。尚徳太陽光エネルギー電力(SUNTECH-POWER)がMSK会社を買収合併し、遠景動力(Envision AESC)がNissan傘下の動力電池業務AESCを買収合併し、日本市場に進出する無錫企業が絶えずに増加している。現在まで、無錫の登録された日本への投資プロジェクトが計72件、中国側の合同投資額は5億3000万ドルに達した。両地の経済貿易往来はますます頻繁で、相互理解はますます深まり、ますます親密になっている。
新型ウイルス感染症流行の期間中、両国の国民は互いに見守り助け合い、手を携えて生産回復に取り組み、協力の「基礎力」と「底力」を強化した。一方、無錫は現地の外資系企業の課題を全力で解決していたため、外資企業の無錫への信頼感を深めた。まさに中国日本商会副会長小原正達氏が言ったように「投資先、提携先を決める時、かなり重要なのはお互いの心と心の距離です」。今では機電製品、プラスチック製品から有機化学品、衣類及びアクセサリーまで、日本「選手」は無錫の各業界でも活躍している。
無錫と日本の豊かで硬い協力の土台に基づき、RCEPが発効し、有利を持続的にもたらすというまったく新しい情勢のもとで、無錫と日本の協力は発展の歩みが加速している。量からみれば、配置が密集しており、質からみれば、飛躍的に進んでおり、無錫と日本の協力の内包は絶えずに深化され、地域内の産業チェーンとサプライチェーンも国際にに馴染ませている。それに、新エネルギー自動車と機械製造は日本が将来無錫に集中的に投資する重点分野となり、これも無錫の質の高い発展方針と一致している。
経済貿易の交流が盛んに進むとともに、無錫と日本の人文交流も非常に密接で、双方の友好協力のためにしっかりした基礎を築く。
尾形大作が歌った「無錫旅情」は今も歌い継がれている。坂本敬四郎と長谷川清巳の主導により、無錫で建設された「中日桜友誼林」のおかげで、無錫が「世界三大花見名所」の一つになった。無錫及びその管轄した市(県)区は明石、相模原、藤岡、松阪、豊川、常滑などの日本の都市と友好都市関係を結んだ。また、感染症流行の間、無錫は日本の友好都市と物資を贈り合い、心を一つにして「疫病」と戦ったという話も伝えられている。さらに、ここ数年、無錫市と日本は文化、スポーツ、教育、医療などの分野で交流協力の質を引き上げ、両地の友好関係に新たな活力を注入すると同時に、協力発展の粘り強さも見せている。
無錫と日本は「一衣帯水」の経済文化協力パートナーである。全く新しい開放の方針に恵まれ、無錫と日本の交流協力は更に明るい見通しと巨大な潜在力がある。また、より深いレベルの経済貿易往来は間違いなく無錫と日本の双方がこれから共通の進むべき方向である。新しい出発点に立っている無錫は今より完備した産業生態の配置に力を入れ、複合機能をもつ産業空間を構築し、より多くの日系企業が無錫で配置し、市場を開拓することを推進していく。
今後、ともに「無錫旅情」の新しいページを綴る無錫と日本は手を携えて国際協力の新しいスペースを開いていく。
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