7月6日、無錫市市長趙建軍氏は無錫市に視察に来た米国のデーナ(Dana)動力技術及び新エネルギーグローバル総裁華安東氏一行と会見した。双方はプロジェクトの建設をさらに加速させ、水素エネルギーなどの分野での協力を深化させることについて踏み込んだ交流をした。デーナ中国地域の総裁、動力技術OD陳勝強氏、無錫市副市長周文棟氏、市政府秘書長陳寿彬氏が会見に参加した。
趙建軍氏はこれまでに無錫市の発展を大いにサポートしてきたデーナグループに感謝の意を表した。無錫市の経済と社会の発展状況を簡単に紹介した後、同氏は以下のように話した。デーナは無錫市で22年間深耕して、絶えず新たなプロジェクトを導入し、生産規模を拡大し、目覚ましい成績を収め、米国のハイテク企業が無錫で投資して発展するモデルである。デーナを含む多くの外資企業の共同努力のおかげで、近年、無錫市の自動車及び関連部品産業は勢いよく発展しており、産業チェーンが整い、産学研が深く融合し、クラスター効果が更に明らかになり、質の高い発展に力強いエネルギーを注入した。デーナが引き続き無錫市を選択し、更に無錫市に投資し、無錫市で生産を拡大し、私達と一緒にデーナアジア太平洋地域研究開発と製造本部プロジェクトの早期操業と早期効果達成を促進することを期待している。デーナと無錫市が水素エネルギー分野での協力を強化し、より多くの新たな技術、新たなプロジェクト、新たな製品を配置し、無錫市のより完全な水素エネルギー産業チェーンと生態チェーンの構築に助力することを期待している。デーナは自動車部品、集積回路、車のインターネット(IoV)などの業界をめぐり、積極的に無錫市の企業とマッチングし、手を携えて更に影響力と競争力を備える産業高地を作り上げ、誠実で実務的な協力でよりハイレベルの互恵・ウィンウィンを推進することを歓迎する。
華安東氏は無錫市がデーナの無錫市での発展に絶大なサポートと助けを与えたことに対して感謝の意を表した。「デーナは現在、電気化とゼロ排出を目標して戦略配置を強化しており、水素エネルギーは無錫市が重点的に取り組んでいる未来産業であり、デーナの発展戦略と無錫市の発展ビジョンは非常に一致しているため、双方協力の潜在力は大きいです。中国の新エネルギーと水素燃料電池の市場を楽観視しているデーナは『品質がものをいう』という方針を貫き、お客様のニーズに向かうことを旨とし、市場を開拓し、無錫市を新たなプロジェクトを展開する時の重要な選択肢とし、双方の協力を引き続き開拓し、手を携えて未来を切り開いていきます」と同氏は述べた。
デーナは世界最大の自動車部品メーカーの一つであり、100年の歴史を持つ米国のトップ500社にランクインした企業でもある。2001年12月に無錫市で設立されたデーナ(無錫)技術有限公司は同グループが中国で設立した最初で唯一の100%出資の子会社である。今年2月、デーナが投資したアジア太平洋地域車両コアシステムと部品研究開発及び製造本部プロジェクトが無錫市に入居した。同プロジェクトは新エネルギーを代表とする全く新しい事業を導入し、中国技術センターを建設する予定。デーナがアジア太平洋地域における研究開発、製造、サプライチェーン管理、販売・アフターサービスなどの機能を一体化したコアハブ拠点となる。
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