無錫市高新区とTHK株式会社は直線ガイド智造基地プロジェクト投資覚書に調印

9月6日、THK株式会社代表取締役社長寺町彰博氏一行が無錫市高新区を訪問した。無錫市委員会常務委員、常務副市長蔣敏氏は寺町彰博氏一行と会談を行い、THK直線ガイド智造基地プロジェクトの投資覚書調印式に出席した。無錫市高新区党工作委員会書記、新呉区委員会書記崔栄国氏、区指導者洪延煒氏、韓楊氏、THK(中国)投資有限公司董事総経理木下直樹氏、THK(無錫)精密工業有限公司董事総経理大野和重氏などが同活動に参加した。

蔣敏氏は寺町彰博氏一行の来訪に対して歓迎の意を表し、THK株式会社及びTHK(中国)投資有限公司とTHK(無錫)精密工業有限公司がこれまで無錫の経済発展に貢献してきたことに対して感謝の意を表した。蒋氏は、長江デルタのセンター地域の重要な都市である無錫市は豊かな経済実力、繁栄で発達した産業を抱えている。そして今年に入り、全市の経済は全体的に安定し、回復しており、特に機械製造業は更に好転しているので、無錫氏に投資する企業の決意を固めた。直線ガイド業界で世界の先端に立っているTHK株式会社は、今回無錫市での増資と生産拡大は、同社が無錫市を深耕する決意を見せたとともに、双方の協力がより深いレベル、より高いレベルに邁進し続けることを示していると話した。今後、THKが先導的なけん引の役割を十分に発揮し、より多くの川上と川下の企業、同生態圏の企業を無錫市に引き寄せ、ともにスマート装備のコア部品分野で取り組むことを期待している。そして、無錫市、無錫市高新区は「難問なく、丁寧に対応」というサービス理念を持ち、THKが無錫市での発展とプロジェクト建設のために全方位的なサポート、全要素の保障、全ライフサイクルのサービスを提供し、一流のビジネス環境を整え、双方の協力が新たな段階へ上がり、新たな局面を切り開くように促進していくと同氏は付け加えた。

寺町彰博氏は無錫市及び無錫氏高新区がこれまで同社をサポートし、支援することに対して感謝の意を表した。THK(無錫)精密工業有限公司は設立以来、自身の発展を実現すると同時に、THK株式会社の生産販売にも大きな助力をしてきた。今後、同社はTHK直線ガイド智造基地プロジェクトを通じ、自動化分野での研究開発と探索を強化し、投資を拡大し、研究開発のペースを速め、生産能力を高め、半導体、産業ロボットなどのスマートデバイス分野へ配置を拡大し、無錫市のスマートデバイスコア部品分野の発展に力を加えていくと語った。

THK株式会社は、革新的な発想と独自の技術をもって世界で率先してLinear Motion Systemを開発し、その主力製品の直線ガイドは60％の世界シェアを占めている。THK(無錫)精密工業有限公司はTHK株式会社が中国で投資した最初の直線ガイドを生産する工場であり、THKの先進的な生産技術、生産設備、管理理念を全面的に導入し、また直線ガイドの国家標準の作成にも携わった。