中欧産業革新エリアの質の高い発展円卓会議が開催

11月8日、2023中欧(無錫)産業革新協力大会の重要な一環となる中欧産業革新エリアの質の高い発展円卓会議が開催された。ヨーロッパからのゲスト約30名、重点企業の責任者約40名、及び市、区の関連部門、街道(機能パーク)の責任者は同円卓会議に参加した。

会議では、EU諸国の領事館、企業協会、イノベーションセンター、研究機関の主要ゲストと中欧の企業家代表25人が「中欧産業革新エリアの質の高い発展」というテーマをめぐり、科学技術イノベーション、プロジェクト建設、グリーン低炭素、デジタル経済、ビジネス環境などの重点分野に焦点を当て、幅広い討論と交流を展開した。　

中国の対外開放の最前線に立つ無錫市はここ数年「一帯一路」交差点建設を着実に推進し、欧州諸国との経済貿易投資、産業発展、人文交流などの面における協力が実り多い成果を上げ続けている。

中欧産業革新エリアは無錫市、そして無錫市高新区が重点的に作り上げた、よりハイレベルな対外開放の推進に着目し、世界と発展のチャンスを共有する「新しい窓口」であり、EU諸国との協力交流を深め、国際産業革新資源との連携を加速させる「架け橋」でもあり、対欧協力が新たな段階へ上げり、新たな局面を切り開くように促進する「玄関」のような存在でもある。革新を先導するモデルの重要な使命を担い、無錫市がヨーロッパ企業を集積させ外資の「ヨーロッパブロック」を作ることにおいて非常に重要な意義を持っており、そして非常に重要な役割を発揮している。

無錫市高新区は中欧産業革新エリアを特色あるプロジェクトが集積し、強い革新の原動力を持ち、ハイエンド人材が集まる現代的でハイエンドな産業パークに、EU諸国の企業が中国市場を開拓する時の第１の選択地とアジア太平洋業務を強化するモデルエリアに作り上げるよう取り組んでいる。中欧関系の持続的で健全な発展のために新たな原動力を注入している。高新区は今回の円卓会議を新たな出発点とし、対面交流、企業向けのゼロ距離問い合わせ、常態化コミュニケーションメカニズムを整え、中欧双方の企業や研究開発機関に最も有力な政策支援、最も全面的な要素保障、最も便利な政務サービスを提供する。

無錫市高新区は実務革新、開放包容の理念、及び市場化・法治化・国際化したビジネス環境の建設を堅持しており、これは多くのヨーロッパ企業の投資ニーズと一致している。2022年までに、ヨーロッパ諸国の企業は無錫高新区に累計で166社登録し、総投資額は150億ユーロに達した。中欧産業革新エリアは欧州企業のためにカスタマイズするもので、欧州企業の投資と配置のために空間的なサポートを提供し、欧州企業の発展と事業拡大のために的確なサービスを提供し、産業チェーンの統合とサプライチェーンの最適化のためにマッチングチャンネルを提供する。