都市の経済が一定の発展段階に達すると、文化はその地域の発展の重要な成長極になる。無錫交響楽団(Wuxi Symphony Orchestra)は今年6月に無錫高新区に設立され、無錫コンサートホールプロジェクトの実質的な進展を宣言した。無錫交響楽団、無錫コンサートホールプロジェクトは無錫市と無錫市高新区が共同で建設するもの。楽団の演奏者は国内外の一流の芸術学校と有名な交響楽団の音楽エリートであり、その中に世界的に有名な交響楽団の首席と補佐首席演奏者もいる。
中国楽壇の新しい力となる無錫交響楽団は専門化、若年化、国際化という全体的な考え方とビジョンを指針にして、観客に優れる音楽才能と優れる演奏技術を示し、クラシック音楽を普及し、都市の文化芸術生活を豊かにすることを目指す。世界レベルの演奏能力を持つ同楽団は古典と現代、東方と西方にわたる多元の曲目を演奏し、世界に中国文化、江南文化の国際性と包容性を物語り、発揚し、楽団を古い響きとモダン気質が互いに照り映える江南文化の名城である無錫市の新たな「きらめく名刺」にすることに取り組む。
2024年元旦の新年音楽会で、無錫交響楽団は除幕式と初公演を行い、無錫市の都市イメージを表現し、無錫市の気質を体現し、無錫市の精神を伝え、無錫市のストーリーを語る。12月6日にチケット発売して即完売となった。これほどの人気は観客たちの無錫交響楽団とその初公演への関心と期待を反映している。12月12日、無錫交響楽団は記者会見を開き、2024年新年音楽会のハイライトと無錫交響楽団2023-2024年音楽シーズンのスケジュールを紹介した。
同楽団の初公演となる2024新年音楽会はクラシックと現代、東洋と西洋の多様な融合を体現した。中国作品といえば、無錫本土の特色を体現する「無錫序曲」と「太湖美」があれば、代表的な中国民謡「勅勒歌」と「一杯美酒」もある。その中で、今回の初公演のオープニング曲「無錫序曲」は無錫市のためにカスタマイズしたオリジナル作品である。
交響音楽会には必ずと言っていいほど世界の名曲が演奏される。今回の新年音楽会で、ロシアの有名な作曲家チャイコフスキーの「ロココの主題による変奏曲」「1812年序曲」とロシアの作曲家、指揮者、ピアノ演奏家のラフマニノフの最も成功した代表作の一つ「ピアノ協奏曲第2番」、そしてオペラ「椿姫」の定番曲「乾杯の歌」が披露される予定。
「無錫交響楽団2024新年音楽会」に多くの錚々たる音楽家が出演する。無錫交響楽団のアートディレクター、首席指揮者の林大葉氏が指揮を務め、また今最も人気のある国際音楽のマスター、世界的なピアノの巨匠であるDenis Matsuev氏、華人音楽の光、チェリストの王健氏、ソプラノの呉碧霞氏、宋倩氏、テノールの薛皓垠氏など国内外の著名な音楽家も出演する。
2024年新年音楽会の開催とともに、無錫交響楽団2023-2024年音楽シーズンも開幕する。記者会見で、林大葉氏が2023-2024年音楽シーズンの公演計画を紹介した。今回の音楽シーズンは大物指揮者による指揮、トップ芸術家の集まり、多元の曲目編成といった3つのハイライトが見られるという。
所 在 地 : | 江蘇省無錫市新区和風路28号 |
---|---|
郵便番号: | 214135 |
電子メール: | bizwnd@wnd.gov.cn |
電話番号: | 0510-68559016 0510-68559086 |
ファックス: | 0510-85213006 |