2月18日、「呉風錫語・春在梅里」2024呉文化発展大会が梅里古鎮で正式にスタートした。同大会は3000年の歴史をもつ呉文化を基に、古呉国の悠久の歴史と人文を深く掘り、時代精神で呉文化に新たな意味を与え、文化の繁栄によって新呉区の質の高い発展を後押しすることを目的としている。
「呉文化」は江南文化のコアと基盤であり、伝統中華文化と伝統中華文明の重要な構成部分である。呉文化をさらに発展させ、長い文脈を継承するために、新呉区が念入りに企画した2024呉文化発展大会シリーズイベントは同日に発表された。「春在梅里・梅村記憶」テーマ写真展、「泰伯奔呉(周太王の長子泰伯が江南あたりに来て梅里に定住し、「句呉」の古国を創設したこと)」文化記憶展、「水韻江蘇・無形文化遺産を楽しみながら新年を祝い」無錫梅村泰伯縁日民俗パレード、「美哉梅里」2024「中国二胡之都」新春民族音楽会、呉文化観光シーズン、美華里・呉越水街オープンイベント、音楽恵民観光シーズン並びに音楽雅集(人々が集まって娯楽を楽しむこと)、葡萄文化観光シーズンなど文化観光イベントは一年を通して行われる予定。
同日に、梅村街道と無錫市ラジオ映画テレビ局が共同制作し、「泰伯奔呉」の歴史を基にした映画「泰伯」が公開された。午後、映画「泰伯」は梅村大世界映画館で上映式が行われた。計画により、今年の上半期、映画「泰伯」は無錫市の各映画館で正式に上映される。
当日は、呉文化発展大会シリーズイベントの目玉である「泰伯縁日」も4年ぶりに開催された。毎年旧正月9日に行われる「泰伯縁日(泰伯の誕生日)」は、古代呉地域の住民の祭祀信仰に起源し、社会の変遷を経て次第に祭儀、親戚訪問、農産物市場、文化娯楽の複数の機能を一体化した民間の集会活動になってきた。その始まりは3000年以上前にさかのぼることができ、呉文化の開祖泰伯と直接に関連し、呉文化の発展の軌跡にしたがっている。2014年に「泰伯縁日」は中国国務院の国家級無形文化遺産に登録され、無錫市の多くの縁日の中でも最も歴史的なルーツと社会的な影響力を持つ縁日の一つとなっている。
民俗パレードは泰伯縁日の大きな見所である。地域的特色に富んだ民俗パレードは梅村街道の各コミュニティからの22の特色ある民俗チーム、約400人からなり、パレードルート全体は約1.3キロメートルで、約1時間がかかる。旗や看板、獅子舞、竜舞(竜の舞い)、腰鼓、花かご担ぎ、五福臨門(5つの福が訪れる)、漢服ショー、チャイナドレスショーなどさまざまな無形文化遺産や民間のパフォーマンスが披露され、鮮やかで多彩な江南の民俗風情と梅里の人々の文化を尊び、文芸に長じる精神を示した。
約3000年前に泰伯は呉地域に来て、江南地域の長い歴史の幕を開いた。傑出した人物が輩出する江南は、先頭に立つ勇気があり、開放的で包容的な呉文化を育み、地域の経済社会の発展に絶えることない原動力を提供した。新呉区は今回の大会を契機に、呉文化の粋と時代価値を発掘・発揚し、文化の脈を引き継ぎ、呉の記憶を残り、文化精神を伝承し、文化自信を強化し、文化観光と商業の融合発展を革新的に促進していく。
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