無錫高新区、2025年までに全区の人材総数が33万人を超える

会議現場の様子（写真・無錫高新区委員会広報部）

5月29日、江蘇省無錫高新区2024年科学技術と人材活動会議が開催された。

全国初の国家級高新区である無錫高新区は、革新駆動型核心戦略と人材強区主導戦略を実施しており、江蘇省高新区の革新駆動総合評価において3年連続で第2位にランクインしている。無錫高新区党工作委員会書記、新呉区委員会書記崔栄国氏は「現在、高新区はこれまで以上に人材と科学技術を必要とし、より多くの人材が高新区に来て、より多くの技術が高新区に集まり、より多くの資源が高新区に投入されることを期待している」と示した。

会議では、「飛鳳人材計画3.0」政策が発表された。2025年までに全区の人材総数が33万3000万人に達し、そのうち高いレベル人材6万人、新たに誘致・育成される創新創業のパイオニア人材とチーム400を含み、上海証券取引所のハイテク新興企業向けの株式市場「科創板」（科学技術イノベーションボード、スターマーケットと略称）の上場企業の人材が90%以上を占めることが明らかにされた。

同日、工業情報化部人材交流センター無錫高新区人工知能・デジタル化産業人材基地が発足した。人材交流センターの副主任曾衛明氏は、基地が産業と大学・産業と研究機関・産業と金融という三つの方向に基づき、高新区を中心に、それに全市へ波及するように集積回路設計、集積回路製造、モノのインターネット、スマート設備、バイオ医薬など産業人材のトレーニングを展開すると紹介した。

会議現場では、産業科学技術イノベーション人材サービス週間の開幕式（開会式）も行われた。今年のサービス週間は、「世界的影響力のあるハイテクパークの建設」という総目標をめぐって、太湖湾科学技術イノベーションベルトの「イノベーションのブレイン」(太湖湾科学技術イノベーションシティ)の構築に全力を尽くす。また、科学技術イノベーションと人材サービス分野の一連の活動を通じて、創新創業の活力を引き出し、創新創業のエコシステムを作り、ハイエンド革新資源の集約を促進し、無錫高新区が質の高い発展の「全能チャンピオン」になることに助力する。

このほか、西安交通大学国家技術移転センター無錫科学技術イノベーション基地が契約を交わした。「南京大学—無錫集積回路産業・教育融合イノベーション連合体」「吉林大学無錫技術移転センター」などの除幕式が行われた。また、「飛鳳人材安心カード」「人材が新呉区に入居」という人材定住プラットフォームなどのサービスプロジェクトも発表された。