アトラスコプコ錫美分公司のコンプレッサー・パワーテクノロジープロジェクトが正式着工

アトラスコプコ錫美分公司コンプレッサー・パワーテクノロジープロジェクトのイメージ図　画像・WeChat公式アカウント「無錫高新区オンライン」

6月25日、スウェーデンのアトラスコプコ錫美分公司のコンプレッサー・パワーテクノロジープロジェクトの着工式が無錫高新区で開催された。同プロジェクトは新工場を2万㎡以上拡張し、生産開始後は年間でコンプレッサー10020台、発電機5000台、エネルギー蓄積システム150台を製造し、製品のアフターサービスや部品販売などの新規ビジネスを戦略的に融合させる予定だ。プロジェクト完成後は、ベルギー本社以外、アトラスコプコのパワーテクノロジー事業部門における最大級の研究開発・生産拠点の1つとなる見込み。

アトラスコプコ移動式機械事業部長のヘンドリック・ティマーマンス氏は「今回の投資はグループが中国市場で事業を展開する決心を明確に示すものであり、無錫工場をグループの主要な輸出ハブの1つに育成していく方針だ。新工場では高品質な製品の供給に加え、新しいERPシステムの導入や各種デジタル化応用の段階的な実現を推進し、無錫工場がアトラスコプコの技術をリードする生産拠点として確固たるものにする」と述べた。

無錫高新区の章金偉区長は「アトラスコプコは進出以来、31年間にわたり本土化・拠点化の発展戦略を堅持し、高新区と共に中国・ヨーロッパ間の経済貿易協力・ウィンウィンのモデルを築いてきた。無錫高新区は、アトラスコプコグループの発展に最適な環境、最優のサービス、最強のサポートを提供する。今後もアトラスコプコが業界リーダーとしての役割を発揮し、更なるハイエンドリソース、優秀プロジェクト、先端技術を無錫高新区に導入・活用していくことを期待している」と語った。